強迫性障害とは
自分でも「ばかばかしい」と感じているにも関わらず、ある特定の考え、不安が何度も浮かんで来て(強迫観念)、その不安を解消するための特定の行動(強迫行為)をやめられず、日常生活に支障が出る疾患です。
例えば、手洗いをやめられない、自宅の鍵がかかっているかが何度も確認する、などです。
発病率が1〜2%、10代から20代で発病しやすいと言われており、うつ病やその他の精神疾患に合併することが多いです。
治療について
治療法としては、SSRIと呼ばれる抗うつ薬を内服し、カウンセリングや精神療法を通して、強迫行為の不合理さを再認識し、行動の修正を目指します。また、合併する精神疾患の治療を合わせて行うことで、症状が軽快することもあります。